4歳・1歳男児を育児中のナンナ(@yuujuulog)です。
出産前、おなかが大きくなるにつれておうち時間が長くなってきますよね。
可愛いベビーグッズはネットでもたくさん売られているけど、「赤ちゃんのために何か手作りで用意してあげたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?
せっかく作るなら長く使えるものがいいな~
そこで長男出産前の私は、赤ちゃん用の抱っこふとん「トッポンチーノ」を手作りしました!

トッポンチーノとは、モンテッソーリ教育で赤ちゃんの環境に最適と言われている小さなおふとん(おくるみ)のことです。
生まれてからの二か月間を「共生期間」といい、その期間をお母さんと赤ちゃんがいつも一緒に過ごすことで、子どもは安心し、「この世界もなかなかいいな」と感じて環境への信頼感が育まれます。
その共生期間にトッポンチーノを使用することで、急激な環境の変化をやわらげ、情緒が安定した楽観的な子が育つ、ということにつながります。いつものお母さんのにおい、自分(赤ちゃん)のにおい、いつもの肌ざわり、やわらかさ、がトッポンチーノの特徴です。
出典:Amazon | たまひよSHOP 抱っこ布団 丸洗いできる!安心抱っこふとん(日本製) ムーミンベビー | おくるみ | ベビー&マタニティ 通販
入院セットと共に産院に持参して産後すぐの授乳に使ったり、
おうちでも、
- 寝かしつけの”背中スイッチ”対策に
- ベビーバスと組み合わせて簡易ベビーチェアに
- 抱っこに慣れていない人の抱っこサポートに
などなど、便利に使っていました。
お気に入りの生地で手作りすれば、きっと幸せな抱っこ時間を満喫できますよ。
単純な作りなので手縫いでも作れます!
そこでこの記事では【トッポンチーノ(抱っこふとん)の作り方】について説明していきます。
トッポンチーノ(抱っこふとん)手作りの材料
- ふとん綿 約200g
- ダブルガーゼ生地(内袋用・無地)1m
- ダブルガーゼ生地(カバー用)1m
- 針・糸
出典:【楽天市場】とてもやわらかい!自然素材綿100%のふとん綿(布団綿)トッポンチーノやペット用クッションの中綿にもおすすめ♪:アットホビー@スタイリストゴトウ (rakuten.co.jp)
私は「ふとん綿」として売られているこちらの商品を購入しました。約90×190cmのシート状になっています。
綿を包む内袋用のダブルガーゼ生地は無地の白にしました。

カバー用の生地もダブルガーゼがおすすめです。
私はテキスタイルデザイナー伊藤尚美さんの「naniIRO(ナニイロ)」シリーズが好きでおくるみも作りました。
ちなみに私は、出産前にトッポンチーノとおくるみを作るためにミシンを購入しました。

「シンガー ミシン Tradition2 SN-521SN521」
楽天で約15,000円、両手が使えるフットコントローラー付き・故障が少なく丈夫な「垂直半回転釜」を採用した初心者にも使いやすいシンプルなミシンです。
ベビーグッズ以外にも幼稚園の入園グッズを手作りしたり、大好きなマリメッコの生地でフラットカーテンを作ったりと愛用しています。子供が生まれてから手作りの機会が増えたので、出産準備のタイミングで購入しておいてよかったです。
トッポンチーノ(抱っこふとん)の作り方
ふとん本体・カバーの順に作ります。
1. 生地の準備
水通し
購入した生地が届いたら、畳んだままの状態で30~1時間ほど水に漬けます。
水を切って洗濯ネットに入れ、1,2分脱水してから干して乾かします。
乾いたらアイロンをかけて生地のゆがみを取ります。
裁断

内袋用は同じサイズを裏・表分で2枚。
カバー用は本体の入り口を作るために3枚に分けて生地を裁断します。
新聞紙で1枚型紙を作り、すべて同じカーブで作ればきれいにできますよ。
2. 内袋の作成

内袋用の生地を中表にし、縫い代1cmで縫い合わせます。
後でふとん綿を入れるために、直線部分を20cmほど縫わずに空けておきます。
3. ふとん綿の準備

シート状になっているふとん綿の200g分くらいを切り取り、
40×70cmくらいの大きさになるように折り畳みます。
内袋に収まるよう角を少し丸く切り落とし、重ねた綿がずれないように適当に10か所くらい縫い留めます。
4. 本体の完成

表に返した内袋にふとん綿を入れて整え、入り口部分を縫ってふさぎます。
5. カバーの作成

カバーの裏側にあたる2枚の生地の端を三つ折りして縫います。

裏面を上にした状態で短い生地の上に長い生地を乗せ、全体の長さが72cmになるように重ねます。
重なった部分を縫い代1cmで縫い合わせます。

カバーの表布と裏布を中表にして重ね、縫い代1cmで縫い合わせます。

カバーを表に返して、ふとん本体を入れたら出来上がり!
トッポンチーノ(抱っこふとん)の便利な使い方
低月齢期の抱っこ・授乳に

トッポンチーノ本来の使い方。慣れない人が抱っこするときも安心。
授乳の時体の下に敷いて、うとうとし始めたらそのままお布団に。
お風呂上がりのお世話・下の子の居場所に

防水のおむつ替えシートとバスタオルを重ねて、お風呂上がりのお世話場所に。
我が家ではベビーバスにトッポンチーノを敷いて、お風呂の前後に次男の居場所として大活躍しました。
トッポンチーノのおかげで落ち着くのか、とても静かに待ってくれました。
お出かけの時も一緒に

おすわりができなくても赤ちゃんの居場所になって安心でした。
クッション性があるので快適そう!
トッポンチーノ(抱っこふとん)のまとめ
本記事では「【トッポンチーノ(抱っこふとん)の作り方】赤ちゃんのための手作り出産準備」について書きました。
ダブルガーゼのトッポンチーノは、ふっくら気持ちよく赤ちゃんの居場所に最適です。
産後はめまぐるしい育児の日々が始まりますから、今だけのおうちでゆっくり過ごせる時間に作ってみるとなかなか楽しいですよ。フリルなどの飾りを付けて替えカバーを作るのもいいかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございました!